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国内建築基準法施行令によるドアの開き方

国内建築基準法施行令による内開きインスイングドアの開き方

 

 

 

*国内の建築基準法では公共施設、集合住宅のドア以外の一般住宅は内開き玄関ドアに規制はございません。
一般戸建住宅の場合に限り、内開き玄関ドアは特に問題はございませんので安心してご使用いただけます。

 

 

 

豆知識

内開き玄関ドアの設置は日本の建築基準に反するのか?

結論から言うと
一般住宅に関しては特に問題ありません。

 

・外開きドアに定められている建物

集合住宅など、(アパートマンション)、劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂又は集会場などは外開き玄関ドアを使用することで義務付けされております。

 

内開き玄関ドアに規制があり内開きドアができない場合の建築物は一般戸建住宅を除くマンション、アパートの集合住宅及び公共施設は外開き玄関ドアが定められております。

 

 

 

 

ではなぜマンション、アパートの集合住宅及び公共施設は

外開き玄関ドアが定められているのか・・・

 

詳しくは下記にてご覧ください。

マンション等で使用する玄関扉は、特定防火設備(旧甲種防火設備)になりますから、避難方向に向けて開かないといけません。つまり、防火・準防火に関係なくドアクローザもストップ無しタイプになるので、戸建てとの違いは出てきます。(外開きは避難用)

建築基準法施行令
第118条(客席からの出口の戸)
劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂又は集会場における客席からの出口の戸は、内開きとしてはならない。

(外開きは避難用)

 


第123条第1項第6号(避難階段及び特別避難階段の構造)
階段に通ずる出入口には、法第二条第九号の二ロに規定する防火設備で第百十二条第十九項第二号に規定する構造であるものを設けること。この場合において、直接手で開くことができ、かつ、自動的に閉鎖する戸又は戸の部分は、避難の方向に開くことができるものとすること。
客席からの出口や避難階段については
建築基準法でも「外開き」と定められています。

 

このように一般戸建住宅には内開き玄関ドアに対して規制がありません。 

 

 

 

 

 

 





内開き玄関ドアのメリット
内開き玄関ドアで防犯上と水害対策には優れている

 


防犯対策
他方で、ホームセキュリティ上の考えでは、
玄関扉などは「内開き」が望ましく、その理由は

強引に入ろうとするとき、中から机とか重い家具を置けばドアの外からの侵入ができなくなります。
海外の住宅は内開きが多いようです。

水害対策
津波や豪雨などの水害では、
水圧で扉が開かなくなることがあります。
水害対策上のメリットも考慮するなら

住宅の玄関では「内開き」が良さそうだと思いませんか?

 

なので安心して内開きドアを取り付けできます。

 

 

 

 

海外の生活経験者は内開きでご注文

国内の玄関ドアは90%が外開きが主流です。しかしお客様によっては海外の生活が長かったお客様からは玄関ドアを内開き(インスイング)でオーダされる方も少なくありません。

 


木製ドア・グラスファイバー製ドア両共ご提供可能です。

当社独自のルートで輸入ドアを国内工場で

内開き(インスイング)

外開き(アウトスイング)  

 

ファイバーグラス製の場合ドア枠は専用樹脂製品です。
使用時長年経過すると枠の左右下箇所が腐食することがありましたが樹脂なので腐食することなく改善しております。

 

 

 

 

あなたの家に素敵な内開き玄関ドアをどうぞ。